奮闘記(6)フィルター| 動画付

note フィルタ―で集計が合わない! マイクロソフトに要望!

https://note.com/meguseed/n/n0f5b42ea4d40

ピボットテーブル集計が合わない・・フィルター設定の改善が必要です!
マイクロソフトに改善要望をしました!

フィルターの選択には、選択を優先 or 除外を優先 2つあります。
初期設定は、新規のアイテムが追加されない ⇒ 集計から漏れます!

気を付けてください!


フィルターの解説を本にしました。2022年9月

フィルターを「使いこなそう」! 動画で紹介

ピボットテーブルは「データを見える化」するツールです。
「フィルター」を臨機応変に組み合わせて使うことで、
作業時間も早く、楽に、役立つ情報が得られます。

フィルターの使い方を覚えたら、実践しましょう!
「自分で考えて」「楽に」「楽しく」「みんなに役立つ」
これが、ピボットテーブルを使いこなす「おもしろさ」、魅力です。
動画でご覧ください。


[2021-7-1]

ピボットテーブルのフィルター

今回は、ピボットテーブルのフィルターについてご紹介します。

Excelでは、オートフィルタという機能がありますが、
ピボットテーブルのフィルターとは、かなりの違いがあります。

先ず、オートフィルタは既存のデータテーブルから、データを絞り込むものです。
ピポットテーブルのフィルタ-は、自分の目的するレポートを作成するものです。
いかに加工するかで、実務でのレポートの価値が決まる重要なものです。
この操作が自由自在に扱えるようになれば、ものすごいことになりますね。
解説書でも紹介されていないノウハウが沢山あり、ケースバイケースで経験を積み重ねる必要があります。
是非、いろいろな使い方を習得してください。

ヘルプは参考にならない

ピボットテーブルのデータをフィルター処理する  
Excel のヘルプとトレーニング /ピボットテーブル /
ヘルプでは、フィルターの説明は、スライサ-の使い方に置き換わっていて、
ほとんど参考になりません。

オートフィルタを使ってデータにフィルターを適用する
 →似ていますが、ピボットテーブルのフィルターには、制約が多いです。

範囲または表のデータをフィルター処理する
 →ピボットテーブルでは、AND OR 等の複数の組み合わせは不可です。

高度な条件を使ってフィルターを適用する
 →ピボットテーブルでは、数式等は不可で、高度な使い方はできません。

ピボットテーブルのフィルター おじさんの秘訣

スライサー登場前の説明は無くなり、解説書でしか使い方を知ることができません。
ピボットおじさん25年の実践ノウハウをご紹介します。

ピボットテーブルのフィルタ-は、2種類です。


A.フィルタ-・フィールド (レポートフィルター)・・フィルタの使い方に制約あり
B.行・列フィールド・・ラベル・様々な選択が可能

A.フィルター・フィールド (レポートフィルタ)

フィルター・フィールド
アイテムの選択

レポートフィルタ ページの表

〇 フィルタボタンをクリックすると、レポートフィルタが展開されます。
この中の項目を1つ選択、もしくは 全部 の使い方です。

〇複数のアイテムを選択をチェックすれば、チェックボックスで
 複数件選択が可能になります→表示は、すべて、複数のアイテム となります
〇ドロップダウンリストも使えます。
〇フィールド検索も使えます。部分一致で絞り込み、複数検索も可能です。
ワイルドカード*?~で検索の幅が増えます

◎前回の説明で、フィルター・フィールドに沢山設定しておけば、
 いろいろな組み合わせでレポートが作成できるようになります。
◎値フィールドの項目も、 フィルター・フィールドに 設定できます。
 売上高や数量などで絞り込むことができるようになります。

B.行・列フィールドのフィルター

行列フィールドのフィルター

行・列フィールドのフィルターは、3種類


①ラベルフィルター ・・ 対象項目の文字、数値の選択
②値フィルター   ・・ 値フィールドの選択
③ドロップダウンリスト・・チェック☑で選択

ラベルフィルタ-、値フィルター、ドロップダウンリスト

行・列フィルターの使い方・・実践テクニック


①個々の設定 ・・[指定の値に等しい、・・・]
②トップテン ・・上位10位内などの使い方が可能です。
  ◎日付・年月を使うと、最新(最大値)、最旧(最小値)を把握できます。
③ワイルドカードを使用[*、?、~]

トップテンで、最新月の把握の方法です
・値フィールド 年月・・最大で表示
・行フィールド 年月・・上位1位で設定

トップテン 最新年月

●多くの解説書では、「タイムライン」、「グループ化」を紹介していますが、データキャッシュを考慮しないと、上手く使えません。

● 「タイムライン」は、日付がある場合に限定されます。
企業のデータは、日々管理、年月管理があり、年月管理になると「タイムライン」は使えません。
[月初1日とすれば可能ですが]

●「グループ化」は、 ピボットテーブルにグル-プの列が追加されます。
コピーしておいた全てのピボットテーブルに追加されてしまうたのでレイアウト表示の調整が必要です。
その代替策は、手数がかかりますが、自分で「列」を追加する。 必要なレポートに限定できます。
ピボットおじさんのテンプレートは、その設定がやりやすくなっています。
皆さんに、是非とも使って欲しいと思っています。
◎そこまでしなくてもという方へのお薦めです。
ピポットテーブルは、値の変更はできませんが、表示の修正は可能です。
例えば、#名前につければ、#を検索フィールドで簡単に絞りこめます。試してみてください。

フィルターで、直接項目をクリックして保持(表示)、表示しないを選択


①ctrlキーとShiftキーで、複数選択等を行います。
②右クリックで、ドロップダウンで「フィルター」選択、
③選択した項目を保持(表示)、表示しないをクリックします。

トップテン最大年月

次回は、スライサーの説明です。本当の使い方をご紹介します。

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