会計データを活用!| 3分動画付 実践管理(1)
多くの中小企業では会計ソフトが使っていても、様々な管理で手がかかっていませんか?
会計ソフトだけでは、解決できません。会計ソフトを補完するツールが必要です。
専用ツールの導入はコストがかかります。エクセルを使うのも大変です。
そんな悩みを抱えている中小企業の皆さまに、お役に立ちたいと、
会計ソフトを補完するエクセル「実践テンプレート」を考案しました。
どの企業でも、直ぐに、簡単に、会計データを活用した管理業務が実践できます。
実証テストを開始しましたので、皆さんに具体的にお役に立てるのも間近です。
ご紹介の動画は、会計データ活用の例として、
残高試算表データを複数年、予算・実績管理もエクセルで可能になります。
この動画では、処理時間を「5分」とお話していますが、改善の結果、「1分」程度で可能になりました。
会計ソフト会社によるDXへの提言
2020 年 6 月 25 日、社会的システムのデジタル化による再構築に向けた提言が、出された。
社会的システム・デジタル化研究会(通称 Born Digital 研究会)
我が国会計ソフトの販売本数で65%を占める弥生会計が、取り組みを紹介している。
https://blog.yayoi-kk.co.jp/2020/07/10/born_digital/
弥生会計の取り組み 会計業務から業務の効率化へ
弥生会計が、積極的に貢献していることは、多くのユーザーが認識している。
中小企業を主体にユーザー重視の姿勢。
弥生検定で多くの人の会計知識・スキルの向上に貢献。
エクセル・・関連情報提供に取り組む
ユーザー・会計事務所の評価も高い。
弥生会計は、会計業務から『業務の効率化』に取り組みを広げ、DX推進に貢献しようとしている。
「会計2.0」 約30年前に「弥生会計」が登場。手書き会計が主体であった「会計1.0」が、大きく変化した。
転記・集計業務が自動化され、スモールビジネスの業務が大幅に効率化されてきた。
「会計3.0」 テクノロジーの力でさらに業務プロセス全体を自動化、効率化を目指し、
銀行やクレジットカードなどの取引データを 、会計データに変換し、
入力業務を最小化する取り組みだ。
「業務3.0」 これを、会計業務だけでなく、商取引や人事・給与業務など関連する存在を
つなぐことによって業務を効率化する、
スモールビジネスの為の新たな業務プラットフォームづくりだ。
会計ソフトの宿命的な課題
我が国の会計ソフトは、60社、120種類以上で乱立している。
「会計ソフトのガラパゴス化」と評されている。
会計データの活用が不統一で、CSVなどで行うなど、非常に不便である。
出典:5GACCOUNTING 幻冬舎刊 鈴木 克欣、 岡本 辰徳 著
私は、長年、製紙会社の経理部門で従事し、会計システムを使ってきた。
表計算アドバイーザーとして、エクセル活用をお手伝いする過程で、
会計ソフト=弥生会計と関わってきた。1年半のお付き合いである。
私のお客様が弥生会計を使っておられるので、そのサポートが必要だ。
「会計ソフト」としての完成度は高くても、それだけでは満足できない。
ユーザーの管理業務は、会計ソフトでは完結できないからだ。
特に、会計データの活用がしにくいという点は、どのソフトも共通である。
私自身、Freee、弥生会計、ツカエル会計を使っているが、一長一短という評価である。
会計ソフトの共通の課題は、
①会計年度単位、月別推移を原則としているため、管理がしにくい
②様々な分析で画面の切替などが煩雑
③予算・実績管理、部門管理などの機能を使いこめない
④会計データをエクセルやCSVデータとして提供されても、
ユーザー自身が、エクセルが使いこなせていない。
統合、会計データに管理項目などを追加するなど・・
ユーザーのDXに本当に役立つためには、この課題の解消が難関だ。
会計ソフトを補完するツールは?..
会計ソフトだけでこの課題を解決することは難しいので、
会計ソフトを「補完」するツールが求められる。
会計ソフトのデータ活用を紹介している解説書が5冊ある。
[2021年1月時点]
![](https://meguseed.com/wp-content/uploads/2021/01/megu20210117_1.png)
弥生会計を前提に、エクセルの様々な使い方と、知識が紹介されている。
この中では、井ノ上陽一先生の著書が、エクセルの知識、会計の管理などを
総合的に紹介されていて、皆さんにお薦めしたい本である。
サンプルが提供され、理解したつもりでも、実践できない。
共通しているのは、「解説書限定」の実践である。
実践するために必要な知識が多く、使いこなせるようになるのは大変だ。
①エクセルの知識・・テーブル機能、関数、マクロなど、ピボットテーブルも
②会計の管理の知識・・管理資料、自社のスタイルに合わせる
➂会計データの元データの知識・・販売・購買などシステムの知識も
エクセルの知識が沢山あれば、表は何でもできるという「エクセル神話」。
会社や人が違えば、エクセルの使い方はバラバラのままだ。
エクセルは25年経っても、実務で実践するスタイルは、統一できていない。
私は、エクセルの「常識」が、ユーザー自身を悩ませ続けていると思っている。
エクセルの常識を変える「データ活用」
エクセルを実務で実践するには、「逆転の発想」がポイントだ!
私は、ピボットテーブル機能を実務に活用することを、25年間追究してきた。
データベースを元に「データ活用」を直ぐに実現する実践ノウハウを、確立した。
現在、皆さんが使っているエクセルが、ピボットテーブルを使って、
「エクセル・システム」にレベルアップでが可能になるのだ。
さらに、エクセルの新機能「取得と変換」と組み合わせれば、
『データ管理・分析ツール』として活用することが容易になった。
この成果を、みんなで使えるようにしたのが「実践テンプレート」である。
この「実践テンプレート」を使えば、エクセルで苦労することは無くなるのだ。
![](https://meguseed.com/wp-content/uploads/2021/01/megu20210103_2.png)
実践テンプレートなら、直ぐに「使える」。
実践ノウハウは、これを学んで、使いながら、さらにレベルアップしていく。
これが、中小企業での「データ経営」、DXの実践手法だと考えている。
「実践管理」で会計ソフトを補完する
会計ソフトだけで、ユーザーを満足させようにするのは、無理がある。
そもそも、会計ソフトのユーザーは、会計ソフト、エクセル、さらに、他のシステムも使っている。
これら全体をどう効率化するか、という視点が欠けている。
「木を見て森を見ず」である。
会計ソフトも、エクセルも、他のシステムも、「データ」でつながっている。
これは、当たり前のことだが、それを活かせていない。
特に、エクセルは知識さえあれば、何でもできると思われて、
みんなが、バラバラに使っている。これでは、解決できない!
エクセルを「データ活用ツール」として使えば、
みんなが共通で楽に解決できる。
それぞれのツールの有効活用=入力の最小化、出力の最大化、が見えてくる。
これが、「実践管理」だ。データ、ツール、スキルの3要素の連係が必要だ。
会計ソフトを補完する会計管理システムとが、「実践テンプレート」会計版である。
![](https://meguseed.com/wp-content/uploads/2021/01/megu20210103_1-1.png)
実践テンプレートはだれでも直ぐに使えます!
この実践テンプレートは、細切れのサンプルと違って、「完成形=システム」である。
どの企業でも、誰でも使い方は共通である。
勘定科目、部門のカスタマイズの微調整で、直ぐに運用が可能である。
会計データをエキスポートし、エクセル・実践テンプレートにデータを取込む。
ピボットテーブルでデータ分析を行うように、仕込んである。
管理レポートは、いろいろなパターンが既に用意しているので、
データをフィルタで絞り込みして、使っていくことになる。
関数、マクロなどのエクセルの高度な知識は必要なく、
ピボットテーブルの「使い方」に慣れるだけで、実践が可能になる。
会計データに加えて、経営管理などの管理データを追加し、予算実績管理、
さらには販売、原価管理にも展開できる。
だから、サンプルから個別に対応する「常識的」なエクセルの悩みから、
ユーザーを解放してくれる。ピボットテーブルの「使い方」でほとんど済むので、
サポートもしやすくなる。
![](https://meguseed.com/wp-content/uploads/2021/01/megu20210116_1.png)
エキスポート・データの活用事例[抜粋]
①最新データをエキスポート
②「データ更新」クリックで 、常に最新の様々なレポートに更新されます。
1.残高試算表
2.仕訳日記帳
3.総勘定元帳
![](https://meguseed.com/wp-content/uploads/2021/01/megu20210116_3.png)
![](https://meguseed.com/wp-content/uploads/2021/01/megu20210116_4.png)
実証段階から実践の実現へ
私は、この「実践テンプレート」会計版を、
皆さんに安心して使っていただくために、改良を続けている。
実践テンプレートは、一般的なエクセルで作成するスタイルとは違う。
ピボットテーブル、取得と変換という、機能の応用操作である。
会計だけでなく販売管理など、元データの違いはあっても、
ピボットテーブル機能の使い方は共通である。
この実践ノウハウを理解できれば、どんどん使える。
実証に協力していただいている会社さんでは、基本的な使い方に慣れてくると、
もっと使い込みたいという要望をいただくことが多い。
こうした要望から、実践ノウハウが充実して、さらに使いやすいものになると思う。
![](https://meguseed.com/wp-content/uploads/2021/01/megu20210103_3.png)
実践テンプレートでDXを始めよう
中小企業ではエクセルを使いこなせていない方が、本当に多い。
というより、使える人が非常に少ない。というのが事実だ。
エクセルの初心者でも、共通のテンプレートを使いながら、
慣れてもらうスタイルなら、みんなが実践できるようになる。
だから、統一した実践活用の確立が必要なのだ。
エクセルの「常識」から脱皮し、データ活用を実現する実践テンプレート。
この手法を皆さんに広く使って欲しい。
エクセルをある程度使いこなしている方なら、大丈夫!
是非、私の取り組んでいる、実践ノウハウの統一化、
サポート体制の確立に協力していただきたい。
会計ソフトだけではDXは実現できません。
会計データを活用するツールと組み合わせれば、
DXはスタートできます。
是非、一緒にDXを目指しましょう!