奮闘記(7)スライサー

今回は、ピボットテーブルのスライサーについてご紹介します。
スライサーは、 Excel2010から追加された機能です。
どの解説書でも、便利な機能として紹介されています。
ピボットテーブルを1つだけ使うなら、フィルターも、スライサーもほとんど変わりません。
フィルターは、個々のピボットテーブルで設定するものですが、
スライサーは、ピボットテーブル全体の「データキャッシュ」の機能です。
この、2つの特長を理解し、使いこなすことが、大切です。
               2021/8/31 加筆しました

スライサーの本当の使い方とは

フィルター →個々のピボットテーブル別に設定
       複雑な条件で絞り込むのに適してる
       
スライサー →ピボットテーブルのフィルター条件を共有
       複数パターンでの設定も可能

ピボットおじさんは、実務用途向けに「ピボットテーブルを使う」という観点から
フィルターとスライサーの特徴を生かして、効率的に使いこなしてきました。
その秘訣をご紹介します。

スライサーの作り方と管理の仕方

スライサーを使用してデータをフィルター処理する ・・ヘルプの説明

スライサーのボタンをクリックすると、テーブルのデータまたはピボットテーブルのデータが
フィルター処理されます。 データキャッシュに、登録されます。
簡単なフィルター処理だけでなく、スライサーでは現在のフィルター処理の状態も示され、
フィルター処理されたピボットテーブルに表示されているものを簡単に理解できます。

スライサーの登録

スライサーの管理 ・・ スライサーをクリック

スライサーのリボン

①スライサーのタイトル
②スライサーの表示設定
③レポートの接続
④スライサーのボタン
⑤スライサーのサイズ
⑥オプション[印刷]

ドロップダウンリスト
②~③ 設定

①スライサーのタイトル ・・ 同じ項目でも、異なる検索条件を設定できます


②スライサーの表示設定・・アイテムの並び替え(昇順、降順)
 データソースから削除されたアイテム表示する・・チェック外す方がきれいになる


③レポートの接続 ・・複数のピボットテーブルで、スライサーを共有できます。 
→元のフィルターを変更したら、スライサー、他のピボットテーブルも変更されます
 実務では、何十ものレポートをコントロールしています。

④~⑥設定

④スライサーのボタン・・列数、高さ を指定 
     → ボタンの幅は・・スライサーの幅と列数で計算されます

⑤スライサーのサイズ・・高さ、幅 
     → クリックで調整できますので、特に入力はしません

⑥プロパティ[印刷] ・・オブジェクトを印刷する 
     → チェックを外す 印刷しない。
     ◎スライサーが印刷されると、レポートは煩わしくなるのを防止する。

フィルターとスライサーの連動

①フィルターの選択・・ピボットテーブルから、接続できるスライサー選択できます。

  ピボットテーブルにカーソルを置き、
  ピボットテーブル分析/フィルター/フィルターの接続 を選択します。
  そのピボットテーブルに接続できるスライサー一覧が、表示されます。
  接続するスライサーを選択します。
  ⇒ このフィルターを変更すると スライサー ⇒ 他のピボットテーブルも連動します。
    スライサーを変更すると、接続している フィルターは、全部連動します。

 

 解説:分類と、分類2というスライサーに接続できます。
    同じ項目で、スライサーを追加し、違う選択条件の設定も可能です。

② レポートの選択 ・・ 同一データキャッシュのピボットテーブル一覧

  スライサー接続[共通] ・・複数のピボットテーブルで共用できます  

解説:スライサーに接続できるピボットテーブルを選択します。
   同じ項目のスライサーを複数登録し、
   ピボットテーブルのフィルターをコントロールできます。
   同じデータキャッシュのピボットテーブル一覧は、
   データソースが違うと、表示されませんので、チェックに役立ちます。

➂ スライサーの一覧

エクセルブック全体に設定したスライサーは、
数式/名前/名前の管理 で一覧表示が可能です。
データキャッシュを複数設定した場合に、確認がしやすくなります。

まとめ スライサーとフィルターの違いを理解して、使い分けよう!

  スライサー ⇒  複数の ピボットテーブルの フィルターを コントロール
  フィルター ⇒  スライサーを通じて、他のピボットテーブルのフィルターも連動する

次回は、並び替えについて、ご紹介します。

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