Sumif(S)関数との比較| ピボットテーブル実用例(1)動画付

ピボットテーブルの実用例について

ピボットテーブルの実用例を、動画などで具体的に説明をしていきます。
第1回目は、「Sumif(S)関数」との比較です。
Sumif関数、Sumifs関数は、検索値の集計をする際に非常に便利です。
テーブルが不完全でも、集計ができます。
ピボットテーブルを使わずにSumif関数で管理資料を作ることを紹介する本があります。
5年前に出版されてかなり売れている本で、私も買って参考にしています。
Sumif関数を使って管理資料を作るサンプルが紹介されています。
ピボットテーブルでは、上手く表ができないと、書かれています。

Sumif(S)関数とピボットテーブルとの比較-動画

毎月の報告は 1表だけ作って済むとしても、それで終わりでしょうか。
「管理」は、 予算や前年の全体の差だけでなく、差が生じたことを確認し、
原因究明と対策を検討することです。
そのためには、何表もレポートを作らなければなりません。
ピボットテーブルの本当の使い方は、この点にあります。
動画で、ビールの売上管理の比較をしていますので、ご覧ください。

この実例は、Sumif関数を使って売上の実績集計表を作るものです。

ピボットテーブル・テンプレート

①テンプレートの元データにデータを貼り付けます。
②ピボットテーブルで、今年と前年の集計を行います。
 1回だけ集計をしても不完全で、さらに計算が必要です。
②今年と前年との比較をする列を追加したデータリストにします。
 これで、今年と前年の比較ができるようにします。
 ピボットテーブルは2段階で使うので、「マルチピボット」と名付けています。
 『ピボットテーブルからピボットテーブルへ』
https://meguseed.com/2019/09/12/struggle9/
③ピボットテーブルをコピーして、沢山のレポートを作っています。
④ピボットテーブルのフィールドリストを表示していますが、
 項目をフィルタ・行・列の各フィールド間で直接ドラッグして、
 レポートの組み換えが、非常に簡単です。
 ※ピボットテーブル・オプションの「従来のピボットテーブルレイアウトを使用する」に
 チェックをつけています。
⑤レポートフィルタエリアのィールドの表示は、「左から右」にしています。
⑥元データが更新されたら、マクロで、更新処理を実行できるようにしています。

ピボットテーブルの実用効果

ピボットテーブルを使うには、元データの整備が必須です。
「実務活用データ」=既存データ + 実務管理用データ です。

◎関数を使わなくても済む・・Sumif,Sumifs;Countif;,Countifs
◎分析が木目細かくできる。

次回以降、ご説明をしていきます。

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