ピボットおじさんから質問です(1)
皆さん始めまして。ピボットテーブルの魅力惹かれて25年になるおじさんです。このたび、「表計算アドバイザー」としてデビューしました。
皆さんに質問します。ピボットテーブルをどこまで使いこんでいますか?
解説書や、セミナーで勉強しても、なかなか上達しない方がほとんどのはずです。
業務用に活用しようとしても、必ず壁にぶつかります。そこで諦めてしまうので、
ピボートテーブルの本物の使い方を知らないままです。
ピポットおじさんは、25年間ピボットテーブルを業務に活用することを追究し、実現してきました。
この成果から、さらに簡単に業務用に適用する「テンプレート」を考案しました。ノウハウも「PDCM」として整理して、関数やマクロも必要なものに絞りこんで、知識皆さんに理解しやすくしています。
この、ピボットおじさんの秘訣を利用して、皆さんも「実務に活用」してください。
最初の秘訣です。①「オプション設定」 「デザイン」の 調整をしていますか?
解説書や、セミナーなどで紹介されている事例は、「オプション設定」 「デザイン」 は初期値のままです。これでは、使い勝手が悪いまま使うことになってしまいます。
【レイアウトと書式】
①レポートフィルタの表示を左から右に、フィールド数は0を5に変更
②エラー値に表示する値をチェック
③更新時に列幅を自動更新する ⇒ チェックを外す
【表スタイル】
④従来スタイル・ドラッグ可能」をチェックしてください。
これで、「デザイン」で「レポートのレイアウト」が「コンパクト形式」から「表スタイル」に変更になり、「フィールドリスト」を使わずに、行列の項目関係が簡単に移動できます。
追加です。ピボットテーブルは、ワークシートをコピーして使おう!
せっかくデザインを変更しても、解説書のサンプルのように、例題ごとに作りなおすのは、負担も大きく無駄な時間がかかります。
ピボットテーブルを一つ完成させたら、それをコピーして使えば良いのです。
行列の項目入れ替え、グラフ化などいろいろなシートが加工して使えるようになります。
もう一つ、②「フィルター」機能で、特殊な使い方をしたことがありますか?
ピボットテーブルの機能には、沢山の便利な機能が隠されています。
実務で使いたい要望には、ほとんど応えてくれます。
しかし、解説書などは紙面の関係で説明してくれていません。
ピボットテーブルができないのではなく、貴方が使い込んでいないのです。
今回の最後です。③ピボットテーブルで加重平均のやり方を知っていますか?
ピボットテーブルが実務に使える画期的なツールと直感したのは、「加重平均」ができるからです。これを、ピボットテーブルの中で行えます。
合計、単純平均などの決められた「値フィールド」とは別に、「集計フィールド」というユーザー独自で加重平均などの数式を設定し、新たな列を追加することができます。
売上単価の単純平均 =売価単価の合計/売価単価の個数 – 値フィールド
売上単価の加重平均 = 売上高合計/販売数量合計 – 集計フィールド
こうした25年間の秘訣を、皆さんにお伝えしたいと思います。